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産後のボディメイクが続かないのは「あなたの意志が弱いから」じゃない
育児に追われ、ボディメイクを始めても「やる気が出ない」「続かない」...
そんな自分を責めていませんか?
でも実はそれ、“脳の働き”が関係しているんです。睡眠不足やホルモンバランスの乱れによって、産後ママの脳は非常に不安定。 この状態で「根性」だけで乗り切るのは逆効果。
大切なのは、“脳の性質”に合わせたモチベーションの保ち方です。

産後ママの脳とホルモンの変化を知ろう

ドーパミンの低下=やる気が出ないのは当然!
ドーパミンは「やる気ホルモン」と呼ばれ、快感や達成感と強く関係しています。 産後はこのドーパミンの分泌が落ちやすく、"何かを始める気力がわかない"のは脳の自然な反応です。
オキシトシンと安心感|ママ脳の特性
赤ちゃんとのスキンシップで分泌される「オキシトシン」は、共感や安心感を高めるホルモン。 このホルモンが分泌されると、脳は“リラックス”と“やる気”を同時に感じやすくなります。
「自分のため」より「赤ちゃんのため」で続く
自己目標よりも「赤ちゃんのためにキレイになりたい」「健康でいたい」といった外的動機の方が、産後ママの脳には響きやすいのです。

私が産後ボディメイクに目覚めたのも、「娘のためにもキレイなお母さんでいたい!」という思いからでした。
脳科学で解説!産後ママのためのモチベーション維持法5選

①成果ではなく“行動”にフォーカスしよう
「体重が減ったか」ではなく「今日はストレッチできた!」と行動に目を向けることで、脳は小さな達成感を感じ、やる気ホルモンが分泌されます。
②可視化で“習慣化”を脳に覚えさせる
ToDoリストやカレンダーアプリ、記録ノートなどで自分の行動を「見える化」することにより、脳はタスクを達成した際に快感を得るようになります。

1週間ごとに全身写真を撮り、前週の自分の体型と比較することもおすすめ!
③朝15分の“朝活”が1日を整える
朝の脳は最もリセットされた状態。深呼吸、白湯、軽いストレッチなどで交感神経をONにすることで、生活リズムも安定します。
④ご褒美は“すぐに・小さく”が脳に効く
「10分運動したらお気に入りの紅茶を飲む」など、即時に脳へ報酬を与えることで、習慣の継続率がUP。
おすすめご褒美
・ながら運動を3種類やったら、好きな動画を一つ見る
・2週間、計画通りにボディメイクを続けられたら、新しいコスメを1つ買う
⑤ひとりで頑張らない!共有・共感がカギ
仲間と記録を共有したり、オンラインでトレーナーと励まし合うことでオキシトシンが増えて“やる気”もUP。
まとめ|脳を味方につけて、無理なく続ける産後ボディメイクを
- 「意志」より「脳の仕組み」で動こう
- やる気が出ない時こそ、できた行動に注目
- 小さな習慣が、長く続くカギになる

育児も自分ケアも“頑張りすぎない”。
脳科学に基づいた習慣で、産後ボディメイクをもっと楽しく続けましょう。