産後のダイエットやボディメイクを始めたくても、育児に追われる毎日ではなかなか続かない…。
そんなママにこそ試してほしいのが、「If-Thenプランニング(イフゼンプランニング)」という脳科学に基づく習慣化テクニックです。
これは、「○○したら、△△する」という形で行動をあらかじめ決めておくシンプルな方法です。
しかし、その効果は実証済みで、数々の行動心理学の研究でも“習慣が続く人”の多くが実践していることがわかっています。

目次
If-Thenプランニングとは?
If-Thenプランニングとは、「もし〇〇の状況になったら、△△という行動をする」と事前に決めておくことで、行動を自動的に引き出す仕組みです。
【 例 】
•「朝起きて白湯を飲んだら、骨盤ストレッチを3分する」
•「赤ちゃんが昼寝したら、10分だけ筋トレする」
•「夕食を食べ終えたら、1日1行だけ日記を書く」
このように“行動のきっかけ(トリガー)”と“実行する内容”をセットにすることで、脳は「考える」前に「動ける」ようになります
この方法を実践すると、産後の思考力や意志力が低下しがちな時期でも、無理なく行動が定着するのです。
なぜ産後ママにおすすめなの?

決断疲れを減らせる
産後の生活はタスクが多く、毎日が判断の連続。If-Thenプランニングであらかじめ決めておけば、「何をやるか考える」手間が省けて心が軽くなります。
隙間時間を活用しやすい
育児中はまとまった時間が取れないもの。If-Thenは“トリガー”が来たときに自動で動けるので、「赤ちゃんが寝たら」→「ストレッチ」など、隙間時間にピッタリ。
自分を責めなくなる
「今日はやれなかった…」と落ち込むよりも、「次のトリガーが来たらまたやればOK」と思えるようになるので、自己肯定感を保ちやすいのもメリットです。
If-Thenプランニングの作り方【簡単3ステップ】

Step1|習慣化したいことを書き出す
例:「スクワット5回」「ストレッチ30秒」「アプリに記録する」
習慣化したいことを小さく書き出すこと
Step2|日常の行動を書き出す
例:「朝起きたとき」「歯を磨いたあと」「授乳が終わったとき」など
毎日必ずやる行動にすると◯
Step3|実現可能な組み合わせを設定する
【 例 】
・朝起きたとき→ストレッチ30秒
・歯を磨いた後(磨きながら)→スクワット5回
実現可能な組み合わせにすること
忙しいママ向け!おすすめIf-Then例
If(きっかけ) | Then(やること) |
授乳が終わったら | 水をコップ1杯飲む |
歯を磨いたら | 骨盤体操を3分する |
赤ちゃんが昼寝したら | アプリで今日の食事を記録 |
洗濯を干したら | 太もも裏ストレッチ |
SNSを見る前に | プチ筋トレ10回 |

できたら紙のカレンダーに◯をつける、アプリで記録するなど、達成感を得ましょう。
習慣化をさらに後押し!組み合わせたい3つの工夫

小さなご褒美をセットに
行動のあとに「お気に入りのハーブティーを飲む」など、ご褒美を組み合わせることで“やりたい気持ち”が続きます。
記録して見える化
アプリや手帳で◯をつけていくと脳は“連続記録”を維持したくなり、自然と継続力UP。
仲間とシェア
SNSやオンラインパーソナルトレーニングのコーチとシェアすれば、モチベーションが倍に!
まとめ|脳の仕組みを味方にして、無理なく続ける習慣づくりを
・産後のボディメイクやダイエットは、意志ではなく“仕組み”で継続することがカギ。
・その中でもIf-Thenプランニングは、育児に忙しいママの生活にスッと馴染む習慣化ツール

「育児がひと段落したら…」と待つのではなく、今日からできる“小さなIf-Then”をぜひ試してみてください!