この記事で解決できるお悩み
- もし、明日地震が起きたら…赤ちゃんをどうやって守ろう?
- 赤ちゃんがいる家庭が本当に備えるべきものは?

こんな悩みを解決できる記事になっています!
実際に私が出産後、今までの経験と赤ちゃんとの生活の中で本気で考え、選び抜いた防災用品や備えをリアルな視点でまとめました。
記事前半では赤ちゃん家庭の備えの重要性を、後半では本当に必要な備えリストを解説するので、「わが子を守れるのは、自分しかいない」そんな責任を感じているママ・パパにこそ読んでほしい内容です。
目次
赤ちゃんがいる家庭の災害備えが重要な理由

大人と赤ちゃんでは必要なものが違う
赤ちゃんには、大人とは違う“特別な準備”が必要です。
赤ちゃんは自分で体温を調節したり、ごはんを食べたり、水を飲んだりでないため、大人と同じ災害の備えでは足りません。
実は私も出産前は「とりあえず水と食料さえあれば安心」と思っていました。
ですが、調べていくと赤ちゃんのミルク用の水は「ただの水」ではダメで、消毒された軟水が必要ということがわかり、急遽軟水の保存水を購入しました。
赤ちゃんがいる家庭は、大人とは違う備えを「別に考えること」がとても大切です。
災害時に最も困る「3つのこと」
赤ちゃんがいる家庭では、災害が起きたときに特に困ることが3つあります。
①ミルクやおむつが手に入らない
災害時はお店が閉まったり、物資が届かないことがあるため、普段からストックがないともしもの時に対応することができません。
赤ちゃんにとって、食事や排せつを充分にできないことは命にも関わります。
②水や電気が使えない
調乳、哺乳瓶や搾乳機の消毒ができなくなります。
大人でも水や電気が使えない生活はとても不便に感じます。私は出産後、子どもとの生活でさらに水と電気に頼っていることを実感しました。
③衛生面を保つのが難しい
断水になると洗濯ができず、お湯が手に入らないと沐浴もできなくなります。
私自身、「子どもの着替えの洗濯がギリギリで焦った」「沐浴のお湯の温度調整って意外と大変」「おしりふきを切らしそうだった…」——そんな経験があります。
もしそれが災害中だったらと思うと、本当に不安になります。
「備えがあるかないか」で、赤ちゃんの命を守れるかどうかが変わると感じました。
ですが、この3つの困りごとは事前の備えで防ぐことができます。

つまり、災害が起きる“前”に準備をしておくことが、赤ちゃんの命と家族の安心を守るカギになります。
赤ちゃん家庭のための本当に必要な備えリスト【完全保存版】

①授乳・ミルク関連
災害時は水やガスが使えないことを考えて、「液体ミルク」と「紙パックの哺乳びん」「個包装のキューブ型ミルク」を準備しましょう。
災害で停電や断水が起きると、赤ちゃんのミルクを作るためのお湯や清潔な水が手に入らないことがあります。
災害時に必要な授乳グッズ
- 液体ミルク(開けてそのままあげられる)
- 紙パック哺乳びん or 使い捨て哺乳びん
- 錠剤タイプの哺乳瓶消毒用品
- 授乳ケープ(皆で1部屋で過ごすことになる可能性があるため)
- 軟水の保存水(大人の飲料水と共用でもOK)
- お湯を沸かせる器具(カセットコンロなど)
- 個包装のキューブ型ミルク(普段の外出時にも活躍)
私自身、0歳児の母乳育児中ですが、夜中に母乳の出が悪い時に「お湯が出ない」「哺乳びんが洗えない」状況を想像すると、とても不安になりました。
液体ミルクは「命を守る道具」。電気・水が止まっても赤ちゃんに安心して飲ませられるよう、必ず用意しておきましょう。
②おむつ・排泄関連
赤ちゃんの排泄は1日に何回も必要なので、多めのおむつとおしりふき、防臭袋を必ず備えておきましょう。
災害時にはゴミの回収もストップします。おむつゴミがたまると、においや衛生面でとても困ります。
災害時に必要な排泄グッズ
- 紙おむつ(7日分以上)
- おしりふき(多めに)
- 防臭袋(におい対策)
- おむつ替えマット or ペットシーツ
- ビニール手袋(手に汚れがつかない)
私の子どもは1日5〜6回おむつを替えます。
もし1週間分となると40枚以上は必要になりますが、備えていなければ、おしりかぶれや感染症の原因にもなってしまいます。
赤ちゃんのおむつと清潔さを守ることは、健康と安心を守ることに繋がります。
③寝具・衣類・保温
赤ちゃんが安心して過ごせるように、できるだけ普段と同じ寝具と衣類、温度調節グッズを活用しましょう。
赤ちゃんは体温調節がまだうまくできないため、暑すぎても寒すぎても体調を崩しやすいです。さらには、季節や地域によっては朝夕の寒暖差が激しかったり、電気やガスが使えない場合もあります。
災害時に必要な温度調整グッズ
- 肌着・洋服(汚れたときの替え、肌着は最低7枚はすぐに着られるものを)
- 室温計、湿度計
- 電池や充電式のハンディ扇風機
- 薄手の毛布
赤ちゃんの「肌に触れるもの」と「体温調整」を守ることは、心と体の安定につながります。清潔な衣服を多めに備え、電力が不要な防寒対策も準備しておきましょう。
④衛生・感染症対策
赤ちゃんの弱い体を守るために、除菌・手洗い・マスク・体温チェックの道具をそろえておきましょう。
災害時は水が使えないこともあり、感染症のリスクがとても高くなります。
また、赤ちゃんは特に免疫力が低く、ほんの少しの菌でも体調を崩してしまう可能性があります。
災害時に必要な衛生グッズ
- 除菌シート(アルコールなし)
- 手指用除菌スプレー
- ウェットティッシュ
- 個包装清浄綿
- マスク(大人用/子ども用)
- 体温計・ばんそうこう・常備薬

私自身、子どもの鼻水が出たとき「ただの風邪?」と思っていたら熱が上がって大慌て。
災害時に病院に行けないと考えると、普段よりも予防がとても大切だと思いました。
赤ちゃんの衛生を守ることは、命を守ること。災害時にも使える感染対策グッズを今のうちにそろえておきましょう。
⑤照明・電源・通信手段
停電や情報の遮断にそなえて、ライト・電源・ラジオ・スマホの充電手段を確保しましょう。
災害で電気が止まると、暗闇での授乳・おむつ替えがとても大変になります。
また、スマホが使えないと家族との連絡や情報収集ができず、不安がどんどん大きくなってしまいます。
災害時に必要な停電対策グッズ
- LEDランタン(停電時でも使える手動&乾電池式がおすすめ)
- 懐中電灯
- モバイルバッテリー
- ポータブル電源
- 手回しラジオ
- 予備乾電池

私はその中でも、災害時を想像したときにポータブル電源とLEDランタンが特に必要だと強く感じました。
停電しても“いつもの育児”ができるよう、電源と明かりはしっかり準備しておきましょう。
おまけ:保管方法
「みんながわかる場所+中身がすぐわかる袋」に分けて保管することが大切です。
災害時「何がどこにあるか」がわからないと、いざという時すぐ使えません。
特に赤ちゃんのお世話グッズは、パパや祖父母にもすぐわかるように場所を共有しておくと安心です。
“見える備え”が命を守る近道。中身と場所を決めておくだけでも安心につながります。
まとめ|「もしも」は突然やってくる。でも、備えておけば守れる命があります。
赤ちゃんのいる家庭にとって、災害時の備えは「あると便利」ではなく「ないと命に関わる」ものです。
私自身、出産前までは「とりあえず水と食料があれば大丈夫でしょ」と思っていました。
でも育児をしてわかったのは、赤ちゃんは大人と違って、自分で動けない・伝えられない存在だということ。
停電、断水、物資の不足——そんな“もしも”の時に、ミルクをあげられなかったら?
おむつが足りなかったら? 暗くて抱っこしながら動けなかったら?
そのとき、守れるのは準備してきた「あなたの行動」だけです。
そして何より、「私たちにできることは、小さな準備から始まる」ということ。
災害はいつ起きるかわかりません。でも、“今”行動しておけば、「あのとき備えておいてよかった」と、未来のあなたが思えるはずです。

ボリュームのある記事をここまで読んでいただき、ありがとうございます!
現在、忙しいママやパパに向けて『備えチェックリスト』の無料プレゼントの準備をしています。もしよければ、このブログをお気に入り登録して、定期的に見に来ていただけると嬉しいです!