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なぜ産後のダイエットは続かないの?
出産を終えて「そろそろ体型を戻したい」と思っても、思うように進まない…
という悩みは多くのママが経験します。育児に追われ、睡眠不足やホルモンバランスの乱れが重なることで、“やる気”や“継続力”が著しく落ちやすくなります。
そんな時こそ活用したいのが、脳科学に基づいた目標設定法です。
特に行動心理学で注目されている「SMARTの法則」と「ビジョンボード」は、産後のママでも無理なく実践でき、挫折しない習慣作りをサポートしてくれます。

産後ママは意志より“仕組み”で動こう|脳とホルモンの関係

産後の脳は、ホルモンの影響で“変化には敏感”でも“ストレスに弱い”状態のため、集中力や気分の不安定さに直結します。そのため、強い意志に頼って継続しようとすると、うまくいかないのは当然です。
大切なのは「意思」ではなく「行動を自動化する仕組み」をつくること。
「意思」
「行動を自動化する仕組み」
その第一歩が、明確で達成可能な目標設定なのです。
産後ボディメイク成功の鍵は“脳の仕組み”にあり
産後の脳は「変化に敏感」でも「意志力は低下」しやすい
産後はホルモン(プロラクチン・オキシトシン・エストロゲン)の変動により、集中力や自己肯定感が低下してしまいます。だからこそ“意志”に頼らない「環境と習慣の設計」が必要になってきます。
「目標を明確に持つ」ことで脳は行動を継続しやすくなる
脳科学的に“目標が明確な人”ほど行動が加速するといわれています。
学生時代の勉強を思い出してみてください。「次の期末テストで学年◯位になる!」と明確な目標を立てた方がやる気が出て、勉強がはかどった経験などがあるのではないでしょうか?
産後ボディメイクも同じで、 ぼんやりした「痩せたい」ではなく“数値化・具体化”がカギになります。
脳が動く!SMARTの法則で「実行できる」産後のダイエット目標を立てよう
SMARTの法則とは?
目標設定を5つの視点で設計する方法です。

たとえば
「産後に痩せたい」
「2ヶ月で−3kg、週3回の宅トレ+朝食記録を続ける」
「体型を戻す」
「来月末までにお気に入りのジーンズが履けるようになる」
このように設定すれば、脳はその指示を受け取りやすくなり、行動が定着しやすくなります。

この5つを含んだ、ちょっと頑張れば実現可能な目標設定が重要になってきます。
達成感を得やすい“ご褒美設定”も一緒に
SMARTの法則で具体的な最終目標を設定したら、その目標に向かって継続して行動できる設定を作ると、なお効果的です。
「達成したら○○を買う」「1週間続いたらカフェタイム」など報酬をセットにすることで、さらに行動が加速します。
脳は“視覚”で動く|ビジョンボードで毎日モチベーションUP

目標を言葉で書くのも大切ですが、さらに効果的なのが「ビジョンボード」。
これは理想の自分や目標を“視覚化”することで、脳にゴールを明確に認識させ、行動を後押しするツールです。
おすすめの作り方
【用意するもの】ノート/スマホアプリ(CanvaやPinterest)コルクボード
【載せる内容】憧れの服・理想の体型写真・笑顔の家族写真・モチベーションワードなど
【ポイント】毎朝1回見る習慣をつけるだけで、脳が“ゴールへ進みたい”と働き始めます

私は毎朝使う手帳にビジョンページを作っていました!
ビジョンボード(視覚的なゴール)×SMART目標(現実的なプロセス)の組み合わせが最強です!
まとめ|育児と自分を両立する「目標設計」を
- 産後のダイエットやボディメイクは、自分のためだけでなく、家族のための健康投資。
- 「SMARTな目標」と「視覚で支えるビジョンボード」で、“具体的でブレないゴール”を設定し、脳の力を味方に。

今日から「叶えたい姿」を紙に書き出してみましょう!